着物の起源は中国だった!?日本人っていつから着物を着ていたの?
「着物の文化っていつから始まったんだろう」
着物好きなら誰もが思ったことのある疑問なのでは?
今回は、そんな“着物の起源”について調べてみました♪
着物と言えば日本の伝統文化!
日本にはたくさんの素敵な伝統文化がありますが、中でも有名な伝統文化と言えば“着物”ですよね。
日本だけではなく世界に通用する文化でもありますが、実は本来“着物”とは「着る物」という意味で、単純に「衣服」を意味する言葉だったのだそう。
ちなみに、“着物”という言葉が出はじめたのは平安時代のころで、その時代に着用していた「小袖」が由来になっているようです。
実は、着物は日本の文化ではなかった!?
これが一番ビックリしたのですが、実は着物って日本の文化ではなく、3世紀頃に中国から伝わったものなのだそう( ゚Д゚)
着物は「呉服」とも呼ばれますが、中国南部の「呉の国」の衣服が由来になっていると言われています。
呉の国の服=呉服 って訳なんですね…。
呉の国の服を元に、奈良時代から平安時代にかけて、独自の様式で発展させていき、絹織物を重ね着するスタイルが完成したのだそうです!
う~ん!興味深い!!
着物はもともと部屋着だったという説も
最初は部屋着だった着物が、徐々に活動的な場所で着用できるように昇格していったという説も。
確かに、うちの祖父も80歳くらいまでは毎日着物を着て寝ていました!
最初はシンプルな柄でしたが、活動的な場所でも着用できるよう、絞り染や摺り絵、描き絵などの模様染めが施されて「模様小袖」が完成していったみたいですね。
そして、安土桃山時代になると、着物は能楽の衣装として、新しい染織技術を施した豪華なものが作られるようになっていったのだそう。
織りの技術を身につけていき、今の着物の形にも近い立体感のあるものが多くなってきたようです。
今の着物の形になるまでに、結構な時間がかかっていたんですね。
時代によって着物の形や着方なども変わっていったみたいなので、また後程別の機会で時代別の着物の歴史も勉強してみたいなと思います♪
やっぱり着物って奥深い!!