私が着物の虜になったキッカケは祖母でした
田舎生まれと言う事もあり、もともと古き良き日本の歴史などが好きな私でしたが、特に特別着物が好きだと言うわけでは決してありませんでした。
でも、ある日を境目にスッカリ着物の世界に魅了されてしまったのです!
そのキッカケは、紛れもなく大好きな祖母でした。
おばあちゃんが大好きだった私
私は小さいころ、かなりのおばあちゃん・おじいちゃん子でした。
特別両親の仕事が忙しくて…両親が不仲で…という訳ではないのですが、一日のほとんどの時間、おばあちゃんとおじいちゃんの部屋で過ごすくらい、祖母と祖父が大好きだったんです。
しかし、歳が大きくなるにつれ、おばあちゃんとおじいちゃんと触れ合う時間はだんだんと減ってきてしまいました。
骨粗鬆症を患い、寝たきりになってしまった祖母
「おばあちゃんに恩返しがしたい」
一緒に旅行へ行きたい、一緒に買い物をしたい、何か美味しいものを二人で食べたい。
大人になってそう思ったときには、既に祖母は寝たきりの状態になってしまっていたのです。
時間よ戻ってくれ。何度も何度もそう思いました。
祖母が生きているうちに何かできることをしよう。そう思ってできたのは、とにかく会いに行って話しかける、プリンを食べさせてあげる、手作りのぬいぐるみを作ってあげる…そのくらい。
「家族に迷惑をかけたくない」が口癖だった祖母は、その言葉を実践するかのように、寝たきりになってからすぐに旅立っていきました。
人生で一番涙を流したかもしれません。
死に目に会えなかったのは悔しいですが、「おばあちゃんの孫でよかったよ」と最後に伝えられて良かったと思います。
遺品整理中に出会った運命の着物
祖母の遺品を整理している途中、ひときわ私の目を輝かせたものがありました。
それが、まぎれもなく“着物”です。
淡いピンク色のグラデーションで華麗な花が散りばめられた魅力的なデザイン。
一瞬で私はこの着物のファンになりました。
しかも驚いたのが、この着物のサイズが私にピッタリだったところ。
もともと小柄な祖母と体型が似ていた私でしたが、まるで祖母が私のために調達してくれたのではないかと勘違いをするくらいピッタリと私の身体を包み込んでくれた着物に、私は恋をしました。
着物の知識を勉強したい!そう思ってできたブログです
着物は日本人にとって馴染みの深い装いですが、義務教育では着物に関する知識を教えてくれません。
私は思いました。
初心者でも着物の知識が学べるサイトが欲しい!
そう思ってブログを作ってみた…というわけなんです。
とは言うものの、私はまだれっきとした“着物初心者”。
祖母から受け継いだ着物を持っているだけで、自分で着付けなんかできないし、着物に関する知識も、歴史も、用語も、まだまだ分からないことだらけです。
だからこそ、同じような人と一緒に学んでいけるようなブログにしたい!と、思っています。
これから、私の勉強がてら、着物に関する知識や歴史、用語などを発信していきたいと思っています。
まだまだ着物初心者で至らない部分があるかと存じますが、お付き合いいただけると幸いです。
これから着付け教室にも通いたいと思っているので、着付け教室のレビューや着物レンタルショップの口コミなども投稿していき、着物に関する情報を事細かく発信していけるブログにしたいなと思っています。
また、着物好きの方とこのブログを通じて仲良くなれれば…と思っておりますので、よろしくお願いいたしますm(__)m